「バー好きであれば知らない人はいない」と言っても過言ではない、日本が誇るバーテンダーの鹿山博康氏。その鹿山氏がオーナーバーテンダーを務め、日本初のフルーツブランデー専門店でもあるという「BAR B&F(バー・ビー＆エフ)」を訪問しました。
新宿駅西口から徒歩約２分、好立地にあるビルの２階。フルーツブランデー専門店というだけあって、世界中から集めた、マニアには垂涎ものの見たこともないラベルのフルーツブランデーがところせましとバックバーに並びます。
店長を務める高梨氏に、「さっぱりとしたものを」というアバウトなオーダーをしたところ、ボリビア産まれの蒸留酒「シンガニ」と紫蘇、そしてMe無濾過生原酒を使ったカクテルを作っていただきました（他、フレッシュレモンジュース、フレッシュジンジャージュース等を使用）。
目の前で擦られたばかりの紫蘇を使った、美しく鮮やかな緑色のカクテルの名は「サンフアン」。サンフアンとはボリビアに存在する日本人街の名称だそうで、まさに「ボリビア×日本」のお酒です。
甘く酸味のある、日本人にとっては馴染みのある紫蘇の香り。口に含むと、マスカットの爽やかな甘みに、紫蘇とレモンの酸味、そしてジンジャージュースの心地よい引き締め感。そこにMeによる絹のような口当たりとコクが加わり、全体を包み込んでいます。
次に作っていただいたのは、「洋梨とMeの秋のカクテル」。
フレッシュな洋梨、ノルウェーのフィヨルド地方で作られたアップルブランデーに、シェリー酒、ベルガモットリキュール、そしてMe無濾過生原酒を使用した季節感あふれるカクテルです。
個人的に、フルーツの中で一番洋梨が好きな筆者。果たしてそのお味は…。
まず感じるのは、洋梨独特の口の中で溶けるような口当たりと豊かな味わい。そこにリンゴとベルガモットの爽やかな酸味、Meの上品な甘味を中盤に感じ、後味はシェリー酒由来の少しクセのある味わいが深みを与えています。
洋梨好きの方には絶対にオススメしたい逸品です。
最後にいただいたのは、フレッシュトマト、芋焼酎、ピンクペッパー、タバスコ、そしてMe無濾過生原酒などが使われた少し刺激的なカクテル（4枚目）。
「焼酎+みりん」は日本古来のカクテル「柳蔭（やなぎかげ）」となりますが、これは全く別次元のカクテル。トマト、ピンクペッパー、タバスコが強く主張していて、そこにスイートポテトのような甘さが厚みをもたらしています。しかしスパイスによる刺激がMeの甘さを引き立たせてくれているような感覚が不思議です。
今回のバー訪問でも、またMeと新たな食材との出会いがありました。
「みりんを、日本酒・焼酎に次ぐ第３のジャパニーズアルコールに」。次回の訪問レポートもお楽しみに。
店舗情報
Bar B&F
住所：東京都新宿区西新宿１丁目１３−７ 大和家ビル 2F
電話番号：03-5422-1600
～それは古来伝わる、麴のリキュール～
使用商品：Me 無濾過生原酒
とろりとした蜜のようでありながら、透明感のある爽やかな甘味。そのまま飲めば心身が優しく弛んでいくような優しい飲み心地の蜜醂です。夏は氷を入れてロックで。あるいは柑橘果汁や炭酸水を足しても。冬はお湯割りもおすすめです。
A refreshing sweetness with a sense of transparency while being like thick honey. It is a gentle drink that gently relaxes the mind and body. In the summer, put ice and rock. Or add citrus juice or carbonated water. Hot water is also recommended in winter.
品名 ｜本みりん
原材料 ｜もち米(国産)、米こうじ(国産米)、本格焼酎(国産)
アルコール度数｜14度
エキス分 ｜40度以上